シェフのひとりごと
前回の続きです
プイィ村は小さな村で住人のほとんどがワイン関連の仕事をしています。
海外へ輸出しているワイナリー以外にも国内向けの小さなワイナリーがたくさんあります。
だいたいが10ユーロ台の安くて美味しいワインが買え、無料で試飲ができます。
でも 気に入ったものを1本買って行くのが暗黙の了解というか、マナーかな?
地元の人の話ではフランスの中で1番の酒好きだそうです。
そんな村でドミニクさんはパリから移住してホテルレストランを経営しています。
奥さんのフランソワーズさんがホテルの仕事、ドミニクさんが料理担当、それぞれに従業員が数人いて、
皆、仲良くやっていて、アットホームな職場です。
料理人でスーシェフのザビエ君は仕事ができ、人柄も良いので、ドミニクと私とで娘と彼を結婚させようと
したのですが、娘の方が乗り気じゃなかったので、この話は流れてしまいました。
それ以来、ザビエ君は私の事をパパと呼んでくれています。
彼は今、アルプスの近くのホテルに移って、子持ちの女性と結婚したそうです、めでたしめでたし。
娘も今は2人の子持ちで仕事と子育てにヒイヒイ言ってます。
ドミニクとフランソワーズの2人は奥さんの方が強そうで、シェフはいつも叱られて、キッチンに閉じこもっています。私と食材や料理の話をしている時がとても楽しそうで、時々仕事を代わってくれと言って来ますが、
丁重にお断りしています。
フランソワーズさんはシェフがいない時、私達に旦那さんの愚痴を******
まあ2人のお相手もおもしろいです。
ある日、ドミニクさんのお父さんがブルターニュという大西洋に近い所から遊びに来たのですが、
おん年85才のお爺さんが8時間、車を運転して来たのを聞いて驚きました。タフですね
たぶん田舎の人達は日本もフランスも素朴で優しいのは共通していると実感しています。
ではまた次回
ヴァンセットは今年4月で39周年、皆様と家族に支えていただいて幸せを感じています。
オープン当初からカウンターフレンチでアラカルトとコース料理を楽しんでいただいています。
40年50年を目指していきますので、よろしくお願いします。
当初から、出来る限り地産地消を心がけ、フランスの食材も混ぜながら、クリームやバターを
最小限に抑えて料理を作って来ました。
その和風テイストを気に入ってもらい、何度もフランスでお料理を披露する機会をいただけました。
ご縁があり、ムッシュ フォンセカさん (当時、ホテル リッツの料理長) と仲良くさせていただく様
になって、彼がロワールに移ってからも、いっしょにイベントを開催しています。
ロワール川はフランスで1番長い川で、大西洋の河口からフランス中部まで向かってから南へ流れています。
そのど真ん中に位置する小さなプイィ村で客室10部屋のホテルレストラン ル、コック、アルディが友人のお店です。まわりはプイィ フュメという白ワインの産地で、買い付けに来るお客さんの宿泊ホテルです。
もちろん地元の街からもフランス人のお客さんも来ます。日本では考えられないですが、高速道路で1時間かけて食べに来る人がたくさんいます。当然ワインを飲むので、食後2〜3時間延々おしゃべりをして、よしさめたと言って車で帰って行きます。
近くのワイナリーの人達も来てくれて、明日はうちのワインを試飲しにおいでというお誘いが毎日あります。
顔見知りになると、どこでも無料で好きなだけどうぞ です。
地元のお客さんからのお誘いもあり、仕事が終わってからの日程で2〜3件遊びに行くのですが、行くとまずワインが出てきて、村のご自慢が始まりその自慢の景色や場所へ連れていってくれます。
そのうち、友達を紹介するからと連れていかれ、輪が広がって〜
毎年行くたびに、顔を出すハメになります。
なぜか、バーベキューに参加したり、水着を借りて川で泳いだりと〜
せっかくフランスに行ったのに〜〜とマダム青木は少々不満気味です。
いつかは仕事無しでフランスへ行きたいとのご希望です。
次回は現地のシェフご夫妻のお話を。。。。。
(娘のブログ)
33年前の今日、27歳の青木シェフは、錦のカウンター席しかない小さな小さなお店をオープンしました。
小さいころ遊びに行くと、仕込み中の青木シェフは
仕入れたジビエを見せてくれたり....詳しくはココでは話せませんが(笑)
オープンから3年後、御器所へ移転。
我が家もお引越し。某ハム屋さんのおじちゃんおばちゃんにかわいがられる♪ピリ辛ソーセージが抜群に美味しかった(脱線)
話しは飛んで飛んで2002年パリ ホテル・リッツ
会員制リッツクラブのジャポネイベントにヴァンセット選ばれる!
迷路のようなホテルのキッチンにアタフタしつつも優しいスタッフの皆さんと楽しくお仕事しました。
打ち上げは、もちろんシャンパン♪♪M.O.Fドミニク・フォンセカ氏と出会う。今では、家族ぐるみのお付き合い(^v^)
2004年再びホテル・リッツでジャポネヴァンセット。
会場をメインダイニングに移して開催。
2007年パリ郊外 シャトーラレイにて3度目のイベント開催。フォンセカさんご夫婦が突然シャトーラレイに!!これには、びっくり!嬉しいサプライズでした(^0^)
2011年9月念願のフォンセカさんのオーヴェルジュ”ル・コック・アルディ”にてヴァンセットイベント開催。
2017年までの7年間、毎年ヴァンセットのディナーを召し上がっていただきました。
コロナ禍以降 子供が誕生した事もあり お邪魔できていないのですが、落ち着いたら行きます。




